SG第61回ボートレースダービー(全日本選手権)

2014年10月20日

SG第61回ボートレースダービー(全日本選手権)優勝戦。展示から4号艇池田浩二が前付けに動く。これは予想外だった。池田浩二が4カドを捨て2コースを選ぶ光景は初めて見る。どういう真意が池田浩二にあったのか。機力差を埋めるためのなのか、それとも前回のMB記念の時のように同支部で力を結束させたのか。

薄暗い中雨の雫が飛び跳ねる常滑水面。様々な思惑が交差する中本番レースが始まる。展示同様に池田浩二は動いて142/356の隊形に。動く大時計に起こしが深くなる内側愛知支部の2艇。徐々に難しくなるSTに緊張が走る。その緊張感がピークに向かうようにして全艇がSTラインへスピードを上げる。そして注目のスリットは全艇ほぼ横並び。深くなった愛知勢もしっかりとSTを踏み込んだ。

こうなると断然強くなるのは内側勢か。そのまま目立つ艇もなく1周1Mへ向かう。しっかりとイン先マイを放つ1号艇仲口博崇。他の者はあまりにもSTが揃いすぎていて攻めあぐねているようだった。そして向こう正面を突き抜ける韋駄天について来れるものは皆無だった。
 
悲願成就。1号艇仲口博崇が四日目から1号艇で3連勝をしっかりと決めて全日本選手権を制した。最後まで猛追した2号艇茅原悠紀が2着。3着に道中抜けだした3号艇菊地孝平。5号艇井口佳典、6号艇平尾崇典たちの出番は無かった。
 
モーター抽選から導かれるように好機を引き当て、予選道中もミスすること無くシリーズリーダー。そして最後も難しいSTになりながらもしっかりと踏み込み優勝を決める。こうして地元愛知で仲口博崇がSGウィナーとなり第61回全日本選手権は幕を閉じた。

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2014年10月19日

準優が終わりまして優勝戦メンバーです。

1号艇 仲口 博崇
やはり来た。エース機を活かし自身の能力をフル回転。地元常滑でSG初制覇のチャンス。しかも全日本選手権という格式高いSG。あとは己との勝負だ。
2号艇 茅原 悠紀
20代で頂点に立つため。最強ターンを武器に岡山のホープが高き壁に挑む。準優では前付けにもしっかりと対応。全コースでレベルの高い走りを実現。3回目のSG優出で決める可能性も十分。
3号艇 菊地 孝平
SG戦線での勢いが止まらない。準優では池田浩二のインを切り裂くマクリ差しを披露。決め手とST力が抜群。明日もスリットの限界を見せる。
4号艇 池田 浩二
準優ではまさかの敗退。やはりモーターはコメント通り力不足なのか。しかし4カド取れれば艇界屈指の脅威になることは間違いなし。悲願の常滑SG制覇へ。
5号艇 井口 佳典
自分を鼓舞する強気な発言は今節も健在。ブチ込みと旋回力でレベルの高い最低限のノルマを達成。SG初戴冠の黄色いカポックでグランドスラムへ近づく。
6号艇 平尾 崇典
2012年地元でのSG初制覇。若干去年は燃え尽き感が垣間見えるも、2014年ここにきて見事に復調。若手の躍進に感化されたものがあるのか。勢い止まらぬ岡山勢でワン・ツー狙う。



遂に優勝戦です。やはりこうして見るとメンバーと機力が揃ってますね。どこからでも有り得そうな感じです。がしかしここまでの1号艇仲口選手の走りが強烈で、止められるメンバーがいるのか疑問視してしまうのも事実。今年はSG戦線でシリーズリーダーが優勝していないそうですが、ここらでシリーズリーダーの優勝が見られるのではないでしょうか。

ということで私はいつも通り1号艇からでお願いします。逆らえません。見えません。私の小さな頭脳は1号艇からの答えしか出してくれないようです。仲口選手も久しぶりに千載一遇の好機です。MB記念同様の白井選手並のST行ってくれるでしょう。美味しいと思える配当を買うしかありません。しかし色々な閃きを期待して明日を待ちたいと思います。


激戦の準優が終わりました。

 10R 本番レース1425/36の進入隊形で始まったこの一戦。進入争いに屈さず1号艇茅原悠紀が気合のイン逃げ。早々と優出を決めると注目は2番手争い。2号艇井口佳典と4号艇石川真二の接戦になるが、1周2Mで2号艇井口に軍配があがる。3号艇山田康二と4号艇石川真二はSG初優出ならず。このレースからは茅原悠紀と井口佳典が優出。

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11R 12356/4で始まったこのレース。地元の大エース1号艇池田浩二に人気集中の一戦。がしかし1周1Mで会心のターンを繰り出したのは3号艇菊地孝平。向こう正面で突き抜けると1周2Mで突き放した。やはり今年はSGでの爆発力が桁違いだ。このレースからは菊地孝平と池田浩二が優出。そして4号艇吉田拡郎のチャレンジ精神に感動。今節最高峰のチャレンジだと感じたし、STで今村豊にあれだけの差をつけたことが素晴らしい。拍手。

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12R このレースは5号艇湯川浩司が内を窺うも最終的に123/456でレースが始まる。そして高速スリット合戦となるが、それにしっかりと追従したのが1号艇仲口博崇。1周1Mを先マイするとあっという間に後続艇を突き放しイン逃げを決めた。2着にミス無く走った2号艇平尾崇典。こちらもモーター出ているようだが、1号艇との差を感じたのは否めない。シリーズリーダー仲口博崇と平尾崇典が優出を決めた。

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明日の優勝戦メンバーへ。


予選最終日が終了。準優へは誰が残ったのでしょうか。

1号艇 茅原 悠紀
岡山で最も期待される若手のホープ。今期始まってすぐのG1優勝戦でFをしてしまうも、それを補って余りある精神力を発揮しSGでも大活躍。F直後の笹川賞優出は記憶に新しい。その時と同じく予選3位準優1号艇ゲット。笹川賞では準優2着に敗れたが今度こそ・・・。
2号艇 井口 佳典
予選通して好調ムードも2日目の大敗響き2号艇。最もイメージ弱い枠だが、そこは徳山G1Vからの勢いが背中を押してくれるはず。伝説のグランドスラムへ近づきたい。
3号艇 山田 康二
今節SG初出走で大健闘の予選突破。最終日1号艇では気合の01STも披露。初日の4号艇2着から雰囲気は良かった。師匠が駄目なら弟子がやる。
4号艇 石川 真二
元愛知支部のインファイターが4号艇で登場。初日の捲くられながらも巧く残した1着が印象的。今節はSTもバッチリ。ここも深くなる勝負を仕掛けてくるのか。意外の自身SG初優出を目指す。
5号艇 吉川 元浩
予選最終日4カドからのダッシュ一撃がインパクト大。2日目1号艇での3着にはここまでの立て直しを予想できず。F持ち5号艇だが上昇ムードで挑む。
6号艇 森高 一真
大舞台での高配当請負人。人気を落とせば落とすほど怖い存在。ファンのため・自分のために全力を尽くす。銀河系SGウィナーは二つ目の星を狙う。

ここの期待は茅原悠紀選手と山田康二選手の若手勢。世代交代の波が見たいです。

1号艇 池田 浩二
地元常滑のエースであり艇界のエース。F持ちながらもノッてくると止められない。初日2号艇では珍しく道中潰されたが、最終日5号艇6コース最内ターンは次元を切り裂いた。6コースであれなら、1号艇ではどうなる。
2号艇 深川 真二
佐賀勢の心優しき親分。今年はSGで絶好調。2日目3号艇3コースマクリで勢いに乗る。得意の内枠ゲットで今年二度目のSG優出へ。
3号艇 菊地 孝平
今年のSGでの顔。艇界が誇るスリットマスター。脳内タイマーはFの影響なし。今節もキレキレのST連発。しかし道中不安から1周1Mで決めたい。
4号艇 吉田 拡郎
岡山の若きエース。今節1号艇以外は5.6コースも予選突破。得意としか思えないダッシュ戦はここで見られるのか。飛行旋回期待。
5号艇 前本 泰和
広島勢唯一の予選突破。3日目3号艇3コースツケマイは鮮烈。最終日5着は痛恨だが影から飛び出す。常に高い勝率は伊達じゃない。
6号艇 今村 豊
プリンス・ミスター競艇・レジェンド。様々な敬称を持つ伝説的レーサー。経験と鋭いターンは錆びることがない。今年3度目のSG優出を狙う。

ここは池田浩二選手と今村豊選手に期待。しかしセンター勢も揃って怖いです。

1号艇 仲口 博崇
地元SGでシリーズリーダー。強力な相棒を駆使して堅実な走りを披露。予選最終日1号艇での走りは敵を戦意喪失させるほどのインパクト。ここに辿り着いたのは運命。揺るぎない優勝候補ナンバー1。
2号艇 平尾 崇典
怪我から復帰戦だが見事な走り。3日目4号艇4カド一撃は衝撃的。静かなる闘士を燃やす。このモーターをどう2号艇で活かすか注目。
3号艇 瓜生 正義
艇界に降臨した天才。こちらも怪我からの復帰だが、ドリームから活躍。予選はバラけた走りが見られるのが不安。3号艇から優出まで届くか。
4号艇 三角 哲男
東京勢で今年最も活躍する勢い。先々月のMB記念で久しぶりSG優出を果たすと今節も予選突破の大活躍。初日6着には肩を落としたが、みるみるうちに立て直す。あるかSG二連速優出。
5号艇 湯川 浩司
SGV4のグラチャン王子。初日5着が悔やまれるほどの好気配。陽気な表情に隠れた聡明さで2010年以来のSGVを狙う。
6号艇 石野 貴之
将来の大阪支部を背負って立つ一人。OPカードを制した時は一躍優勝候補も、予選道中では着を拾い損ねた感がある。大阪勢で攻勢仕掛けたい。早熟とは言わせない。


予選の走りを見ていると仲口博崇選手には逆らえなそう。瓜生正義選手は1周1Mで決めないと道中競り負けてしまいそう。競る相手は湯川浩司選手に期待。


明日でいよいよ優勝戦メンバーが決まります。正直今の所アタマ一つ仲口選手が抜けているような感じです。このまま何事も無く1号艇ゲットとなれば他の選手は非常に厳しくなりそうです。12Rはいつも通り大注目の一戦となりそうです。寒い冬を乗り越えるために楽しんで懐を暖かくしたいものです。

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今日の衝撃。5号艇池田浩二選手にこの展開は十分すぎました。予選最終日にすんなり6コースを選んだ姿に痺れました。





2014年10月17日

結構風が強くなってきました常滑水面。そんな中でも三日目の今日も最高峰な戦いが見れました。

01R 本日のOPカードはベテラン1号艇今村暢孝のイン逃げ。5号艇白井英治は道中競り勝って3着。
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5号艇
白井英治は3号艇に張られても素晴らしいターンでした。
 
 
02R 昨日の大穴男1号艇森高一真がここは堅い配当を提供。4号艇新田雄史は強気の枠主張が功を奏す2着。
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4号艇新田選手は師匠譲りの強気な走り。


03R ST同体から4号艇平尾崇典が伸ばして捲り一撃。目を見張る伸び方だ。3号艇山口剛は節間2度目の事故。悪い所が出てしまっている。
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ここまで4号艇平尾選手の伸びがいいとは・・・。
 
04R 1号艇金子龍介がイン逃げ。2着争いは4号艇田村隆信と5号艇湯川浩司の激しい銀河対決となるが5号艇湯川に軍配。
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ここは5号艇湯川選手が巧かったです。
 
05R 大注目のエースモーター地元の4号艇仲口博崇が深くなった内側を意図も簡単に呑み込んで勝利。誰も止められない域に入っていきそう。
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6号艇深川選手は捲くられ覚悟の作戦だったのか・・・。
 
06R 2周1Mで5号艇篠崎仁志が転覆のアクシデント。そしてその間に先頭1号艇倉谷和信を捕らえたのが3号艇井口佳典。やはり好機なのは変わらなそう。
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3号艇
井口選手も上位の舟足。

 
07R 01のSTから1号艇石川真二のイン逃げ。2着争いが2号艇新田雄史と5号艇茅原悠紀で激化したが、5号艇茅原に軍配。
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ここで
5号艇茅原選手がリードしました。

 
08R 1号艇桐生順平はインを死守できず、4号艇大嶋一也が前付けイン奪取からお見事イン逃げ。2号艇松井繁はずるずると4着に。今節は競り合いの弱さが目立つ。
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3号艇篠崎元志選手も気配上昇か。あとはSTだけ。

 
09R 3号艇今村豊の差しが迫るも1号艇石野貴之がイン逃げを決める。道中捌いて6号艇池田浩二が2着浮上。
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せる2号艇と3号艇の内を鋭い旋回6号艇池田選手。大きい2着。

 
10R 今節初のF発生。1号艇太田和美が痛恨のF。レースは1周1Mでしっかりと抜けだした4号艇菊地孝平が一着。注目機2号艇仲口博崇も2着浮上。
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2号艇仲口選手は完全に勢いづいてます。

11R 潜んでいた3号艇前本泰和が衝撃のまくり勝ち。1号艇中島孝平が舟券から外れるも大万舟まではいかず。
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正直私は予想できない展開。これで13650円はみなさん凄すぎ。

 
12R 1号艇松井繁が待望の勝利。明日は更に順位を上げたい。6号艇茅原悠紀は3着で未だ舟券から外れない走り。
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ここで6号艇茅原選手が4号艇中尾選手を捕らえました。

 
三日目が終了しました。ここで得点率トップは地元の仲口博崇選手。しっかりとチャンスを活かしています。初戴冠も少しずつ見え始めました。同率2位で平尾、池田、瓜生とSGホルダーが構えます。平尾選手と瓜生選手は怪我の影響無しと見ていいのでしょうか。若手勢では茅原選手が7位と期待できます。

そして私が今節応援したくなってきたのが湯川浩司選手。1走目が悔やまれますが、明日でなんとかジャンプアップを期待。SG獲るとこ見てみたいです。常滑らしく1号艇がそれほど強くなく面白いレースが盛りだくさんとなっています。明日は大激アツの予選最終日。非常に楽しみです。


 


ギャラリー
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2011年秋からボートレースにハマってます。新参者です。ボートとラジオと海外ドラマによって体が構成されています。自分の目から見えるボートの世界を呟きます。
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