SG第41回ボートレースオールスター(笹川賞)

2014年05月27日

始まりました、笹川賞。まず印象深かったのは開会式の坂上忍さん。一言挨拶があったのですが、ホントにボート好きが伝わってくる内容でとても良かったです。ファンとしてはあのような真のボート好きをゲストに使ってほしいものです。正直何も分からない有名人を使われても、何も感じません。とにかく坂上忍さんは最高でした。
レースを振り返ると、オープニングカードから、いきなり魅せてくれました。今節大量の女子勢から先陣を切って、地元の魚谷香織選手が3号艇から3コース捲り。沈めたのは中島孝平選手ですから、価値は上がります。
そしてそこから赤い3号艇が躍動します。2R白井英治選手、3R毒島誠選手、4R茅原悠紀選手と3号艇が4連勝しました。白井選手は総理大臣杯を彷彿とさせ、毒島選手は関東の頂点に近い男として、2度目の戴冠を狙えるところをアピールし、茅原選手は先日のフライングを物ともしないレースをしてくれました。
この3号艇の勢いを止めたのが、これまた女子勢の宇野弥生選手。評判の好モーターを武器に0.01のスタート決めました。おそらく全速でしょうか。これをやられたら他の選手は手出しできません。百戦錬磨の男たちを呑み込んでしまいました。女子初のSG優勝も見えると思います。1号艇寄りはやや不安要素ではありますが。
次の6Rでも1号艇は勝てず、2号艇丸岡正典選手が捲り一撃。ようやく1号艇が勝つことができたのが7R1号艇毒島選手。最近信頼度はグンと上がりましたね。毒島選手には勢いと安定感を感じます。強いというのは安定感も必要だと感じさせられました。
勢いに乗りたい1号艇勢でしたが、次の8Rで勢いに乗ったのは、またしても女子勢。長きに渡り女王に君臨する2号艇山川美由紀選手が捲り勝ち。最近のSGでは目立つことができませんでしたが、今節上手く波に乗ったようです。
9Rはフライング事故発生。痛恨のFは1号艇山口剛選手。今年は強さが目立っただけに、とても残念です。やはり山口選手は自滅癖が直らない限り、更に上に行くことは難しそうです。恵まれで4号艇重成一人選手が勝利。
10Rでは1号艇に戻って太田和美選手が貫禄の逃げ。先日平和島G1優勝が記憶に新しいです。1Rの5着は非常に痛いですが、立て直すことができるでしょうか。
11Rも今年絶好調、G1三勝を記録している1号艇山崎智也選手がイン逃げ。SGも獲って現関東最強を示してほしいです。
そして12Rドリーム戦。イン受難の福岡、モーターは良くなさそう、といった不安要素を抱えながらも、1号艇松井繁選手がイン逃げを決めました。こういう所なんですよね。他の選手と桁違いに強い所は。決めるところは決める能力。それが松井選手がこれだけの成績を残している理由だと思っています。プレッシャーにも非常に強いです。今日のイン逃げで確信しました。強さの頂点にいるのは松井繁だということを。SG二連勝、狙えます。
明日の注目は7R。


1号艇 宇野弥生 狙えるぞ、女子初の快挙。ここをしっかり逃げ切りたい。
2号艇 石野貴之 久しぶりのビッグタイトル獲得へ。近況リズムは好調。
3号艇 森高一真 昨年SGタイトルホルダーの仲間入り。それから粘り強くなった印象。
4号艇 桐生順平 ドリームでは2番手から終始、前を行く松井繁を攻め続ける。異次元ターンが最大の武器。
5号艇 今村暢孝 名人世代でもスピードは健在。地元水面で穴もあり得る。
6号艇 山崎智也 得意のダッシュ戦が今年さらに進化。6号艇でも脅威すぎる。




 ホントに福岡水面は面白いレースがたくさん見れます。今日は5・6コースがあまり目立ちませんでしたが、明日はどうなるか。全コースから狙えるSGを、頭フル回転で楽しみましょう。


2014年05月26日

明日から福岡にてSG第41回ボートレースオールスター(笹川賞)が開催されます。楽しい一週間の始まりです。注目のドリーム戦メンバーを見てみましょう。

1号艇 松井繁 今年絶好調の王者降臨。しか前検タイム・二連率共に奮わず。しかもイン受難な福岡。不安要素を払拭することができるか。
2号艇 峰竜太 若手一番星が二号艇で登場。二連率は下位だが、前検タイムは全体2位の好感触。1号艇の松井繁を負かした記憶は無いが、この二人は相性抜群。去年のOCの借りを返すことができるか。
3号艇 桐生順平 前検タイムは3位タイ。二連率も上位。去年の苦い思い出を払拭するための準備は万端。Fの影響で大舞台は久しいが、最強埼玉若手勢が全国を斡旋するために実力を魅せつける。
4号艇 今垣光太郎 前検タイム目立たず。正直最近絶不調で向かい風。北陸の艇王復活期待だが・・・。
5号艇 今村豊 伝説登場。スピードは明らかに落ちたが、粘りは消えず。前検タイム良くないが、絶対的な経験値を武器に波乱を演出。
6号艇 篠崎仁志 出られない兄を超えるため、新鋭一番星として、そして地元の代表としてドリーム登場。二連率は良いのだが、前検タイムは最悪級。展開をモノにするしかないか。


 いよいよ始まりますね。荒れる福岡で一儲けしたいです。注目の前検ではタイム1位に先日の活躍が記憶に新しい茅原悠紀選手。期待したいのですが、ご存知の通りG1優勝戦Fという足かせがついてしまいましたからね。どう戦うのでしょうか。
そして池田浩二・瓜生正義の最強コンビが居ないというのも残念。しかしながら初戴冠を目指す選手たちにとっては大チャンス。特に若手と女子には偉業目指して頑張って欲しいです。期待は峰竜太選手。先日の児島G2から好きになってしまいました。明日からのビッグレースを楽しみましょう。

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2011年秋からボートレースにハマってます。新参者です。ボートとラジオと海外ドラマによって体が構成されています。自分の目から見えるボートの世界を呟きます。
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