第15回マスターズチャンピオン

2014年04月21日

嵐のような内容になった今回のマスターズチャンピオン。制したのは最後に1号艇を獲得した金子良昭となった。進入から3号艇大嶋一也選手と5号艇原田順一選手が内を覗う展開。それに抵抗する2号艇長谷川巌に4号艇高橋淳美。結果12345/6という5艇スローの形で落ち着く。意外だったのは4号艇高橋がダッシュを選ばないことだった。結果論だがダッシュを選んでいても結末は変わらなかったように思える。そして航跡が上がる6艇。そんな中3号艇大嶋が遅れているように見えた。しかし遅れていたのではなく他の5艇が早過ぎるだけっだった。まるで新鋭のように白熱したスタート攻勢から1週1M。隣が凹んで好機に見えた4号艇高橋は無理して内を絞ることはなかった。事故は起こせないという気持ちがあったのかもしれない。すると絶好のイン逃げ大勢から1号艇金子がイン逃げを決めた。続くのは差した2号艇長谷川巌。堅い決着になったように思われた刹那、痛恨のフライングコール。なんと2号艇長谷川が返還という波乱がここでも起きてしまった。2番手浮上は4号艇高橋。3着争いは6号艇泉具巳が3号艇大嶋の猛追を振りきれずに大嶋に軍配。
今節は名人たちがこのタイトルに掛ける思いを感じるレースが多いシーズンだった。優勝した1号艇金子も絶対に遅れることはないというフライング覚悟のスタートだったように見えた。この精神は賛否両論別れるだろうが結果ファンの期待に応える走りとして私は支持したい。今節のこのようなレースを多々見せてくれた名人たちには尊敬の念を抱いた。来年以降も楽しみだ。

2014年04月19日

唐津G1準優勝戦を振り返ります。
10Rカッコ良かったのは1号艇高橋淳美選手。準優で唯一の女子選手。容赦無い男たちの前付けにも屈せず1コースをキープ。80m近い起こしになりながらも0.11のスタート。1週1Mでは3号艇大嶋一也選手に差されるも2着キープ。とても素晴らしかったと思います。
11R大波乱が起きました。優勝候補断然の1号艇西島義則選手が勇み足で返還。抜けたのは3号艇長谷川巌選手と2号艇原田順一選手となりました。波乱の結果が昨日から続いてしまいました。長岡茂一選手と倉谷和信選手も敗北。
12Rスタートが不安視されていた1号艇今村豊選手がここで0.33の大遅れ。そして抜けだしたのは3号艇金子良昭選手。2着争いが激しくなり2号艇中村裕将選手と6号艇泉具巳選手が競り合いました。軍配は新兵の泉選手に挙がりました。ここも波乱でしたね。
明日の優勝戦メンバーです。


1号艇 金子良昭 予選道中から着実な走りを披露。仕事場のインを自力で獲得。
2号艇 長谷川巌 2年連続2号艇での優出。ダッシュも厭わないスタイルで実力を見せつける。
3号艇 大嶋一也 頑なにインを狙うダンディズム。ここもスタート深く持ち込むか。
4号艇 高橋淳美 女子で唯一の優出。初日から光り輝いていた。カドが取れれば自慢のダッシュで女子初優勝も現実的。
5号艇 原田順一 名人戦皆勤賞は伊達ではなかった。鋭いターンは脅威。マークからの飛び出しが見える。
6号艇 泉具巳 初選出で初優出。近節の勢いは一番。準優同様6コースでも脅威の存在。


今節はとにかくインが弱いです。これが名人戦の醍醐味でしょうか。そんな中で私は泉選手に託したいと思います。もちろん高橋淳美選手も絡んでもらいましょう。荒れてくることを期待しながら観戦したいと思います。
 


2014年04月18日

本日唐津G1四日目。準優進出戦は素直に1号艇が勝てる展開とはいきませんでた。
5Rでは4号艇中村裕将選手がまくり差し。予選道中でも1号艇で大敗など目立つ所は無かったように思えましたがここで会心の一撃。2着に1号艇長谷川巌選手で3着新良一規選手で決着。これでも3連単万舟行かず驚き。
6Rは6号艇西田靖選手が予想通り大きく動いて16/23/45の進入。スタート飛び出したのは4号艇長岡茂一選手。そのまま内を叩いてしまうように見えましたが伸び返したのが2号艇西島義則選手。2艇が1週1Mで競り合った結果西島選手に軍配。向こう正面では長岡茂一選手優勢に見えましたが伸びたのは西島選手だったようです。期待の1号艇倉谷和信選手は3着に沈むも三連単3850円の配当。安すぎです。
9Rは1号艇亀本勇樹選手が大きくスタート立ち遅れ。Fが影響してしまいましたかね。すると2号艇大嶋一也選手に大チャンス到来でしたが、更に上を行ったのが3号艇原田順一選手。64歳とは思えない鋭いまくり差しを決めました。惜しかったのが3着争いの6号艇渡辺千草選手。道中優勢なシーンもありましたが残せませんでした。ここでようやく万舟決着。
10Rでようやく1号艇今村豊選手がイン逃げ。2号艇熊谷直樹選手は果敢に2コースマクリに行きましたが不発。2着には4号艇松野京吾選手、3着に岡孝選手となりました。
11Rここは5号艇山室展弘選手が動いて12345/6。すると1号艇金子良昭選手が立ち遅れ。好スタートの3号艇鈴木茂正選手がマクリ勝ちとなりました。3-1-4で大勢決したかに思えましたが2号艇西山昇一選手が脅威の猛追で3着逆転しました。
12Rは大波乱。予選中も段違いの強さを誇り圧倒してきた1号艇江口晃生選手が01のフライング。二連覇も視野に入っていたためとても残念。1着になったのはしっかりとターンしていた2号艇高橋淳美選手。2着に3号艇落合敬一、3着に5号艇泉具巳選手となりました。大注目の6号艇加藤峻二選手は4着でした。年齢のハンデを入れると大健闘でしょう。
1号艇が全然ダメでしたが準優メンバーが出揃いました。注目は12Rです。

1号艇 今村豊 進出戦では唯一1号艇でイン逃げを決めた。やはり驚異的な強さ。
2号艇 中村裕将 外枠での活躍が目立つ。この2号艇をどう戦うのか。
3号艇 金子良昭 予選はとても良い形できていたが進出戦では2着に敗れてしまう。リズムを取り戻せるか。
4号艇 松野京吾 F持ちながらスタートは決めている。山口勢のワンツーなるか。
5号艇 亀本勇樹 絶体絶命の位置から3着へ滑り込み。しかしスタート課題。
6号艇 泉具巳 前前節の常滑では準完全V。前節の戸田でも良い走りが目立った。6号艇でもあり得る。
 
 明日の準優は1号艇がどうなるのでしょうか。波乱の唐津を楽しみます。

2014年04月17日

本日唐津G1予選最終日が行われました。準優進出戦メンバーが出揃ったようです。西島義則選手の落水は大事に至らなかったようで一安心。やはりガツガツ道中もいくタイプなので危険も伴いますね。10Rで3号艇山室展弘選手がスーっと1コースを取ってしまったのは驚きでした。隙を突いた感じでしょうか。あんなパターンもありなのですね。ホントに進入ルールだけはよく分かりません。それでは準優進出戦の中から注目のレースです。

1号艇 倉谷和信 さすがの安定感。名人戦の中では力上位。
2号艇 西島義則 今節はスタートバッチリでマクリ多発。最後の落水が影響ないといいのだが。
3号艇 吉田隆義 1着は無いものの予選突破。ダッシュ戦もこなす。
4号艇 長岡茂一 名人戦初参戦の大物。予選前半は不安な滑り出しだったが後半リズムアップ。ここはダッシュになりそう。
5号艇 山崎毅 予選後半にリズムを落としたのが心配。好モーターを活かしきれるか。
6号艇 西田靖 今節も6号艇で1コースを奪取するなどイン屋としてレースを沸かせる。ここもどこまで動くか大注目。

 このレースは内に強豪が揃いましたが外にも面白い存在がいて掻き回してくれそうな大混戦。こういった進入が分からないレースは名人戦ならではですね。見ているぶんには面白いです。あと密かに注目は12R6号艇加藤峻二選手です。突破してほしいです。何が起こるか分かりませんよ。

2014年04月16日

本日は唐津G1二日目が行われました。昨日と一転逃げの嵐。そんな予感はしましたけど1号艇が10勝となりました。そんな中でも目立つのは江口晃生選手のレベルが違う走り。やはり断然の優勝候補です。亀本勇樹選手も良いですね。F持ちながら攻めています。そして加藤峻二選手が今日も3着ゲット。素晴らしいですね。全選手が感嘆しているのではないでしょうか。一方期待の今村豊選手はスタートが行けませんね。A1キープがかかっていますから仕方がないか。そして日高逸子選手の転覆が残念。今村暢孝選手は途中帰郷となりました。本日はこんな感じでした。今節は準優進出戦がありますので三日目の明日が予選最終日となります。
そして唐津とは関係ないのですが若松で久々の万舟ゲット。興奮で心臓バクバク。つくづく感じました。ボートの素晴らしさ。ビッグレースは見ているだけでも面白いですがやはり当たった喜びには負けますかね。100円で得られるこの興奮。なんてお得なんだろう。明日も興奮目指して頑張ります。

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2011年秋からボートレースにハマってます。新参者です。ボートとラジオと海外ドラマによって体が構成されています。自分の目から見えるボートの世界を呟きます。
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