馬袋義則

2013年10月07日

本格的にSGレースを見始めた、2012年総理大臣杯。そのレースを制覇したのが、馬袋総理こと馬袋義則選手。最初に馬袋選手を知ったのは、一般レースでのこと。苗字が読めなかったのを覚えています。

そして、その時は1号艇で登場。ナイターレースの12Rでした。私はその日負け越していて、夜の最終レースに逆転を狙っていました。そして、3連単を馬袋選手から適当に購入して見事に的中。たしか、1-3-6で50倍そこそこ付いたのを記憶しています。 そこから名前も珍しいし、高配当を提供してくれたので、 好印象な選手の一人となっていました。

そして迎えた、2012総理大臣杯。前ペラ制度最後のSGでした。馬袋選手は初日6コース6号艇から1着。7万円台の高配当を提供。解説者の佐藤正子さんも周回展示から、馬袋選手の高気配を示唆していました。その後もこのレースが指示す通り好調を維持して、準優勝戦1号艇を獲得したのです。

しかし、1号艇を獲得したからと言って、安心していられないのが開催場である戸田ボート場。1コースからのイン逃げ率が24場でもとても低く、イン受難のコースとなっています。そんな水面を克服することができるのか注目の中、準優勝戦で唯一イン逃げを決めたのが馬袋選手でした。そして、優勝戦1号艇を獲得したのです。

しかし、優勝戦では馬袋選手のモーターよりも、更に高気配な超抜モーターが2機ありました。吉田拡郎選手の8号機と、今垣光太郎選手の28号機です。8号機は他を寄せ付けない圧倒的な伸びを持ち、28号機は整備巧者の今垣選手の手によってバランスが良く、特に出足が強くなりました。

この2機が外に構え、更にイン受難の水面。馬袋選手にとって不利な要素は多い状況でした。 しかし、馬袋選手には乗り越えることができる経験と力が備わっていました。デビューから20年、SG初優出で初優勝を決めたのです。

そしてレースからピットに戻ってくると、迎えてくれた仲間に「ええの?」と笑いを誘い、仲間が「ええよ!」と辺りは祝福ムードでした。その光景に心から仲間たちに祝福されている雰囲気が、テレビの向こうまで伝わってきました。その後の優勝者表彰でのインタビューも優しそうな人柄を表すインタビューで、心から祝福したい気分になりました。同期の山崎智也選手には遅れを取りましたが、遅咲きの馬袋選手にはこれから活躍してもらいましょう。

3612 馬袋 義則
スタート B
1コース A
2コース B
3コース B
4コース B
5コース C
6コース C
メンタル A
整備力 B
旋回力 A
総理 A
総合 A
 

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2011年秋からボートレースにハマってます。新参者です。ボートとラジオと海外ドラマによって体が構成されています。自分の目から見えるボートの世界を呟きます。
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