SG第28回賞金王決定戦競走

2013年12月23日

SG第28回賞金王決定戦競走 賞金王決定戦
 1億円という想像できない大金を手に入れる瞬間を目撃することができる豪華な一幕。今年もこの瞬間がやってきてしまいました。レースが終わった時は年が終わるという切なさを感じてしまいます。終わってほしくはないけど早く見たい。そんな感覚を感じます。
 それではレースを振り返ります。スタート展示から全選手気合がバチバチです。多くの人が予想された通り6号艇田村隆信選手が進入で動きを見せると内5艇はそれに抵抗。そりゃそうです。成績で下回る奴なんて入れる必要はないのです。それはもちろん理解した上でそれでも動く田村選手。結果展示はオールスローの123456。こうなると有利なのは1号艇池田浩二選手でしょう。ダッシュで伸びで一撃を求める艇がいない以上、エース機で他のモーターには伸び負けない1号艇が俄然有利になるのは想像できる所。
本番でこれは絶対ないだろうなと私は思いました。123/456の枠なりか1236/45になるのではないかと予想しました。そして気になったのはスタート展示でスリット後の池田選手の伸び。おそらく全員が全速で握ってスタート練習したはずですがスリット通過後は他の艇を突き放していったのです。これを見たら池田選手から買うしかありませんでした
そして本番開始です。SG優勝戦のファンファーレが鳴り響き、全艇ピットを勢い良く飛び出します。展示通り6号艇田村選手が動きます。抵抗したのは1,2,3,4号艇。進入予想は外れ。ダッシュ勝負を挑んだのは単騎5号艇篠崎元志選手のみとなりました。4号艇毒島誠選手もダッシュに引くと思ったんですけど、コースを譲りたくない気持ちも分かります。これを見たら猛烈に篠崎元志選手を応援したくなりました。
そして心臓の鼓動が高鳴り大時計が10秒を切った辺りから篠崎選手がスピードを上げていきます。いつもより見ている画面から聞こえる現地の人の声援が大きくなります。やはり賞金王は特別。これだけで感じてしまいます。7秒切った辺りで起こし始めるスロー勢。110M辺りからですかね。「こりゃスタート遅れる艇がでるでしょう。」なんとなくそう感じました。スピードが全艇乗ってきます。1秒前で全艇わずかに隊形がずれる程度。そして時計の針が0になった時、「揃っちゃったー!」と思いました。結果5号艇篠崎選手は残念ながら飛び出すことができませんでした。そしてスロー勢もしっかりスタートを決めてきました。しかもトップスタートとはインコース1号艇池田浩二選手。イン逃げ大勢バッチリです。そして六人の頭上で揺れる1億円をほぼ手中に収める者が決まる運命の1周1M。
ターンマークをすれすれに差してきたのは2号艇中島孝平選手。ほぼ完璧に見えます。そしてそのすぐ外を握って引き波を切り裂いてきたのは3号艇新田雄史選手。これも良い旋回に見えました。内にいる2号艇は捉える勢い。あとは前にいるはずの1号艇を捉えるだけでした。しかしその1号艇は絶対的なスピードで向こう正面を突き抜けていました。この瞬間1億円を掴んだのは1号艇池田浩二選手でした。1周1Mではわずかにターンマークを捉えきれずに外に流れているように見えましたが、池田選手の長身から生み出す爆発的なスピードは死んではいませんでした。先頭で回ると一瞬で他の艇に絶望を与えました。1億円は決まりました。
こうなると注目は4500万円をかけた争い。向こう正面では内から2,3号艇が同体で競ります。すぐ後ろに4,5,6号艇。全艇に漁夫の利は有りそうです。そして1周2Mで前を行く2番手の2艇に猪突猛進して仕掛けるのは5号艇篠崎元志選手でした。それをギリギリで上手くかわしつつ外から攻める3号艇をしっかり牽制しながらの好旋回は2号艇中島孝平選手でした。賞金王を戴冠したのは伊達じゃありません。中島選手はここで大きく2番手優勢になりました。けれども猛追は3100万から3号艇新田雄史選手。レース中は賞金のことなど考えないでしょうが選手は上を目指すだけです。しかし徐々に大勢は決してきます。このまま決まったかなと思われた2周2M。安定感抜群の2番手2号艇中島選手が大きく振り込んでいます。ざわめく歓声。まだ波乱があるかと思われましたが、冷静に体勢を立て直した中島選手がそのまま2着を取り切りました。3着もそのまま新田雄史選手。4着に4号艇毒島誠選手。5着に5号艇篠崎元志選手。6着に6号艇田村隆信選手と最後は枠番通りの決着となりました。
こうして今年の1億円物語は幕を閉じたのです。そして1億円は収まるべき所に収まったのでした。艇界1,2を争う最強戦士池田浩二選手がしっかりと掴んだのです。実力通りだと納得ができる良いレースだったと思います。三連単1番人気の決着ということもあり大多数のファンの方々もそう感じたのではないでしょうか。ちなみな私の舟券は1-4から買っていたので外れました。シリーズ戦は吹っ飛んじゃいました。今年はこれで終りですね。今年の収支もマイナスで終了です。これからまだ見ていない表彰式の模様を見たいと思います。ありがとうございました。


2013年12月22日

08R 枠なり進入。スタートでは得点率トップできた1号艇前本泰和選手が好スタートで他を寄せ付けない大勢。そして1周1M。2コースから捲ってきた2号艇徳増秀樹選手をしっかりブロックしながらも余裕に見えるほどでイン逃げ成功。2番手も難なく2号艇徳増選手。前本泰和選手と徳増秀樹選手が優勝戦へ。1-2-6
09R 枠なり進入。スタート内3艇が好スタート。そして1周1Mでは若干2号艇に差され気味なものの1号艇桐生順平選手がイン逃げ成功。注目の2番手決したのは次の1周2M。優勢な位置にいた2号艇吉川選手を切り返し気味に攻めた3号艇茅原悠紀選手が2番手奪取。茅原選手はSG初優出。若手二人が勝ち進みました。1-3-4
10R 枠なり進入。スタートは内2艇がバッチリ決めます。そして1周1Mで1号艇山口剛がガッチリイン逃げを決めました。2番手は1号艇に弾き飛ばされた2号艇田中信一郎選手の外を握った3号艇江口晃生選手。地元大阪勢全滅です。1-3-5
11R ここからトライアル最終戦が始まります。ここでは決定戦当確している6号艇新田雄史選手以外勝負駆け。目立った進入争いはなく枠なり進入で始まります。スタートは全艇綺麗に揃います。イン逃げ大勢の1周1Mで飛び出したのは3号艇田村隆信選手。昨日の3着逆転に続き会心の一撃となり抜け出しました。そして向こう正面は内から1,5,2,4号艇が2番手争い。注目の1周2Mで2番手抜けだしたのは差された1号艇毒島誠選手。ここでターンが流れたのは2号艇瓜生選手。6番手まで後退。ショック。3番手を4,5号艇が争う2周1Mで5号艇井口佳典選手が優勢に。そのまま決まりました。瓜生選手はそのまま6着でまさかのトライアル敗退。6着以外ならよかったはずなのに痛すぎです。3-1-5
12R トライアル最終日の最終戦。これですべてが決まります。当確を決めているのは4号艇池田浩二選手。それと1着でも厳しい1号艇湯川浩司選手以外が激しい勝負駆け。ピット離れは4号艇池田浩二選手が若干遅れ5号艇松井繁選手が出てきます。その影響で池田選手は6コースの1235/64。スタートはスロー4艇が好スタート。そして1周1Mでイン逃げ大勢の1号艇湯川浩司選手。しかし2号艇中島孝平選手が絶品差し。賞金王2号艇と言えば中島選手ですか。向こう正面でガリガリ1号艇と2号艇がやりあいます。すぐ後ろには漁夫の利を狙う3,5号艇の二人。そして1周2Mで内から突っ込む5号艇松井繁選手を捌ききれなかった1号艇湯川浩司選手を振り切り先頭に躍り出たのは2号艇中島孝平選手。激しくなるのは2番手争い。2着を是が非でも欲しい3号艇篠崎元志選手とファンのために手は緩めない1号艇湯川浩司選手。優劣激しく入れ替わりながら決したのは最終1M。先マイした1号艇を祈るような鋭い差しで内から捉える3号艇篠崎元志選手。篠崎選手執念と実力でファイナル進出です。万舟決着。2-3-1

正直悲しいけど嬉しいです。大ファンの瓜生選手はトライアル敗退してしまったけれど、好きな若手3人がファイナル進出してくれました。新田選手、毒島選手、篠崎元志選手たちは新世代を代表するに相応しい実力と人格を揃えた選手です。明日の1号艇池田浩二選手という高すぎる壁を乗り越えてこの若手の誰かが賞金王を戴冠してほしいです。それと地上波での新田選手と毒島選手のファイナル進出インタビューも良かったです。自然体の新田選手にハキハキして爽やかな毒島選手。対象的な二人ですがどちらも最高です。非常に明日が楽しみになりました。
 有馬記念。オルフェーヴルの圧勝。見ていて唖然としてしまいました。脱力感があった中、見たトライアル12Rの激闘。離れかけた明日への気持ちが戻りました。歴史に残るレースを期待します。


2013年12月21日

01R 6号艇林美憲選手が動きを見せて1236/45。スタートは揃ってイン逃げ大勢。そして1周1Mで波乱なく1号艇篠崎仁志選手がイン逃げを決める。続くは2号艇山口達也選手。3番手には内から3,4号艇。1周2Mで3番手を3号艇江口晃生選手が取り切り波乱なく決着。1-2-3
02R 4号艇石川真二選手が動き1243/56。スタートは内コース勢が決めてイン逃げ大勢。1周1Mで1号艇西山貴浩選手がイン逃げ成功。続くは3コースから4号艇石川選手。1周2Mで上手く回る2番手浮上は2号艇三井所尊春選手。三井所選手の名前を書くのは四日目にして初です。そして向こう正面有利だった石川選手は内から突っ込んできた6号艇吉田俊彦選手をかわせず後退。3番手に吉田選手浮上。しかし2周1Mで吉田選手が前を行く艇に突っ込みすぎて5号艇平山智加選手に3番手を逆転されてしまいます。決まったかに見えた2周2Mで平山選手が吉田選手の切り返しに対応できずに再逆転。石川選手と平山選手はやられました。1-2-6
03R 枠なり進入。スタートは3コース3号艇服部幸男選手が若干凹む。1周1Mで1号艇長田頼宗選手がイン逃げ成功かに見えましたが、2番手から良い所を抜けてきた5号艇鎌田義選手が1周2Mまでに舳先をかける伸びを見せます。1周2Mで先マイすることができた5号艇鎌田選手。しかし窮屈になってしまい1号艇に差され逆転を許す。2着とはいえ鎌田選手はベストなレースをしてくれたと思います。3番手は終始4号艇西村拓也選手。1-5-4
04R 枠なり進入。スタート綺麗に揃います。そして1周1M。1号艇福島勇樹選手がイン逃げ成功。2号艇赤岩善生選手と3号艇重成一人選手が大きく外へ流れ2番手争いは内から4,5号艇。注目の1周2M。4号艇坪井選手の外から全速ターンでわずかにリード5号艇茅原悠紀選手。2周1Mでまた外を全速で握った茅原選手が2番手を綺麗に取りました。3着はそのまま4号艇坪井選手。1-5-4
05R 枠なり進入。スタートは内4艇が良くイン逃げ大勢。1周1Mで1号艇山口達也選手がイン逃げを決める。続くは3号艇吉川元浩選手。1周2Mでしっかり2番手を取り切る。3番手争いは2号艇鳥飼眞選手に4号艇守田俊介選手。2周1Mで守田選手がしっかり3番手を取り切る。しかし2周2Mで前を行く3号艇吉川選手が振りこんで大減速。その煽りを食らって守田選手も減速。4番手だった2号艇鳥飼選手に逆転されてしまう。吉川選手が酷いですね。不運な決着になりそうだった最終2M。守田選手が天才的な切り返しからの小回りターンで大逆転。これは驚愕。1-3-4
06R 6号艇徳増秀樹選手が動いて12346/5。深い起こしから好スタートはインの1号艇中岡正彦選手に5コース6号艇徳増選手。そして1周1Mではイン逃げ成功に見えましたが、多数の引き波を豪快に越えて捲り差してきたのが6号艇徳増選手。向こう正面では1号艇の内に舳先をかける6号艇。そして徳増選手が1周2Mで振り切りました。なんか鋭いというよりもパワフルに見えました。続く2番手争いは1号艇と2号艇。有利に進めたのは1号艇中岡選手でしたが、1Mで5号艇吉田拡郎選手が転覆。最後のホームストレッチでは内に1号艇中岡選手、外に2号艇白井英治選手。カメラの関係で優先艇は内の中岡選手に見えましたが2番手は白井選手となりました。こういう曖昧なところは再三批判されていますが今日も微妙でした。そうなった根拠を見してほしいですよね。6-2-1
07R 枠なり進入。スタート揃ってイン逃げ大勢。そして1周1Mでは1号艇三井所尊春選手イン逃げ成功。2番手は大混戦。内から5,4,2,3号艇で1周2M。ここで全速は3号艇金田幸子選手。この舞台で男子をなぎ倒しました。このターンはかっこ良すぎます。そして3番手は終始4号艇鎌田選手。1-3-4
08R 枠なり進入。スタートは4カド4号艇前本泰和選手が凹む。そして1周1Mでは1号艇赤岩選手が攻めてくる3号艇峰竜太選手を弾き飛ばす旋回。すると内から2号艇江口晃生選手に6号艇岡村仁選手が入ってきます。1周2Mでは珍しく外を全速旋回1号艇赤岩選手。ホームストレッチで内が2号艇江口選手、外が1号艇赤岩選手。2周1Mではまたしても外を赤岩選手が攻めましたが弾かれ決着。江口選手が1着を確保されました。1周1Mでは良かった岡村選手は今節よく見る展開でどんどん沈んで行きます。そして赤岩選手も4号艇前本泰和選手に猛追され逆転を許し3着。2-4-1
09R 5,6号艇が動いて1256/34で進入。スタートは2号艇が若干凹む形。壁なしながらも1周1Mは1号艇重成一人選手がイン逃げ成功。2番手は3コースから5号艇吉川元浩選手。3番手は激戦。1周2Mで吉川選手が2番手を確保すると続く3番手は2号艇平石選手が小回り好旋回。その後平石選手が田中選手の猛追をしのぎ3着。1-5-2
10R 枠なり進入。内4艇好スタート。1周1Mで1号艇山口剛選手がイン逃げ成功。続くは内から2,3号艇。1周2Mで2号艇川崎智幸選手が2番手抜け出す好旋回。そして3番手争いが3号艇白井英治選手と得点率トップの4号艇桐生順平選手。2周1Mで外から桐生選手の全速炸裂かと思われた刹那、白井選手が一枚上手の牽制ターン。桐生選手に仕事をさせませんでした。白井選手はまだ踏み台になるつもりはないようです。その後も桐生選手は全速を試みるも届かず。1-2-3
11R 本日もここからトライアル開始。6号艇湯川浩司選手が動いてオールスローかと思いきや湯川選手回り直して12345/6の進入。これも作戦?しかしスタートは内から好スタート。1周1Mから抜けだしたのは1号艇新田雄史選手。続くのは内から4,5,2号艇。瓜生選手は大きく流れすぐ後ろの5番手追走。大接戦の1周2M。内に切り返してきた瓜生選手を外からかわす4号艇中島孝平選手と5号艇篠崎元志選手。ホームストレッチではこの二人がやや優勢もまだ4艇大激戦。大大注目の2周1Mは優勢だった4号艇中島選手が捌き切って2番手確保。3番手には上手く小回り大内の2号艇田村隆信選手。しかし田村選手を篠崎選手と瓜生選手が猛追。そして最終1Mで引き波に乗ってしまった田村選手の尻尾を捕まえたのは5号艇篠崎選手。大勢決したように見えた最終2M。外から握って内を沈めたのは2号艇田村選手。会心の一撃炸裂。1-4-2
12R トライアル二日目最終レース。動きはなく枠なり進入。1号艇は2日連続池田浩二選手。スタートでは若干4号艇齊藤仁選手が好スタート。しかし見た目はイン優勢。1周1Mで今日はしっかり逃げる池田浩二選手。しかし内まで届いてしまいそうな艇が5号艇井口佳典選手の捲り差し。けれど最後の引き波を超えるときに減速。1号艇までは届かず。向こう正面で2番手抜けたのはその5号艇井口選手。3番手争いは4艇激戦。内から6,4,2,3号艇。1周2Mで先マイする6号艇行かせて差すのは4号艇。少し遅れた2,3号艇。ホームストレッチではこの4,6号艇が3番手争い。どちらが3着か。しかし2周1Mで3番手浮上は4,5番手争いの3号艇松井繁選手。王者のターンが炸裂。その後も4号艇齊藤選手が攻め続けるも王者までは届かず。1-2-3

今日も白熱トライアル。両方イン逃げ決着ながら3番手争いが凄まじかったです。明日の11R1号艇は毒島誠選手。今日は6着なので是が非でも巻き返して欲しいです。そして決定戦当確の新田雄史選手は6号艇。応援している瓜生選手は2号艇。12Rの1号艇は現在ボーダー圏外の湯川浩司選手。悲しい1号艇となりそうです。そして2連勝を決めた池田浩二選手は大得意の4号艇。しかし5号艇松井繁選手は動くことが予想されます。進入から目が離せません。現在賞金王にもっとも近いのは池田浩二選手。瓜生選手はまたしても届かないのか。新田選手と毒島選手の新世代も頑張ってほしい。おまけのシリーズ戦は得点率トップは前本泰和選手。好モーターを相棒に準優へ向かいます。有馬記念の後はトライアルへ直行決定!


2013年12月20日

01R 3号艇山口達也選手がピット離れ遅れて回りこみ1243/65の進入。スタートは全艇揃ってイン逃げ体勢。そのまま1周1Mでは1号艇桐生順平選手がイン逃げ成功。向こう正面で2番手に続くは2,3,4号艇で優勢は3号艇山口達也選手、劣勢は2号艇長田頼宗選手の形で1周2Mへ。すると内小回りで3号艇山口選手が2番手優勢。4号艇平石和男選手はターンミス。平石選手は外へ大きく流れ、劣勢だった2号艇長田選手が3番手浮上2周1Mで決着。1-3-2
02R 枠なり進入。スタート揃ってイン逃げ大勢。1周1Mで1号艇林美憲選手がイン逃げ。2番手は2号艇山口剛選手が浮上。3番手は3,4,5号艇の混戦。そして1周2M。1号艇が内から突っ込んできた4号艇をつつみながら旋回し、2号艇はその4号艇を行かせて差す旋回。良く見る光景でこのまま1-2大勢に思われました。しかしなんとホームストレッチで1号艇の内に2号艇の舳先がかかってしまっています。正直林選手が4号艇をかわす際に外へ流れすぎるターンミス。これは林選手も買っていた人も痛すぎです。そして3番手を好走していた4号艇福島勇樹選手も2周2Mでバタつき5号艇山崎智也選手に逆転されてしまう悲劇。2つの逆転が発生。2-1-5
03R 枠なり進入。スタート若干中凹みながらもイン逃げ大勢。1周1Mで守田俊介選手がイン逃げ成功。続くはスタート良かった5号艇徳増秀樹選手。引き波を越えて艇団の中を割って向こう正面2号艇との2番手争い。1周2Mで大外をごちゃつくなか大外を回した徳増選手が大正解で2着確保。向こう正面で有利な位置にいた2号艇西山選手は不甲斐ない走りで6着。3着は1周2Mから上手く小回りで浮上した4号艇吉田俊彦選手。1-5-4
04R 枠なり進入。4号艇凹むも隊形は崩れずイン逃げ大勢。しかし1周1Mで無難に回ったように見えた1号艇鳥飼眞選手の引き波をグイっと越えて2号艇坪井康晴選手が差し迫る。向こう正面で坪井選手が抜け出し1着。2着には差された鳥飼選手。そして3番手争いは同期の3号艇鎌田義選手に6号艇白井英治選手。しかし体勢有利な鎌田選手が3番手を取り切りました。2-1-3
05R 6号艇江口晃生選手が動いて13624/5。単騎ダッシュは5号艇丸岡正典選手。スタートで2コース3号艇中岡正彦選手が好スタート。1周1Mまでに絶妙なタイミングでイン1号艇石川真二選手を飲み込むとそのままマクリ勝ち。2番手続くは6号艇江口晃生選手で最後までそのまま2着。3番手も向こう正面から終始5号艇丸岡選手。昨日から久々万舟の33120円。なんかSGやG1で中岡選手の万舟ってけっこう見ます。3-6-5
06R 3号艇平田忠則選手がピット離れ遅れ6コース。124/563で進入。スタート若干外側有利も影響なく1周1M。1号艇仲口博崇選手がイン逃げ成功。向こう正面2番手続くは5号艇寺田祥選手。3番手に4,6号艇が続きます。そして1周2Mで寺田選手が明らかな判断ミス。少し戸惑うような走りで2番手を4号艇山口剛選手に逆転されてしまう。更には3.番手も6号艇峰竜太選手に2周1Mで逆転されてしまう。寺田選手は2着もあったと思います。1-4-6
07R 枠なり進入。そして超好スタートを決めたのは6コース6号艇西村拓也選手。一気に6コースマクリ決行。これが見事に決まってマクリ成功。1周1Mで続くは1,2,3,4号艇。有利なのは1号艇平石和男選手でしたが必要以上に4号艇森高一真選手を絞りすぎて自爆。1周2Mで絞られた4号艇森高選手が2番手浮上。3番手争いは1,2号艇。そして2周1Mで1号艇平石選手がなんとか3番手を取り切る。がしかし2周2M。平石選手が森高選手の引き波に乗り続けてしまい3号艇岡崎恭裕選手に3番手を逆転されてしまう。平石選手は失敗が続いてしまったレースでした。応援よろしく好きなのに。6-4-3
08R 枠なり進入。スタートは断然センター勢有利な展開。そのまま1周1Mへ。けれども1号艇前本泰和選手が1周1Mまでに伸び返し成功でイン逃げ成功。向こう正面続くはスタート良かった3,4号艇。内3号艇田中信一郎選手が有利なまま1周2Mで突き放しに成功し2番手確保。続く4号艇徳増選手は6号艇重成選手に攻められ続けるが堅実な走りで3着。1-3-4
09R 4号艇篠崎仁志選手がピット離れ遅れて大外へ。123/564で進入開始。好スタートは4カド5号艇岡村仁選手。昨日同様のマクリきる展開とはいかず1号艇にブロックされる。そして1周1Mは1号艇吉田俊彦選手がイン逃げ成功。体勢有利だった岡村選手はターンが決まらず4番手。昨日から見ていて岡村選手の技量に疑問を感じてしまいます。そして2着はスタート劣勢も2号艇服部幸男選手。3着には同じくスタート劣勢だった3号艇杉山正樹選手が残りました。1-2-3
10R ピット離れで4号艇丸岡正典選手が遅れて6コースへ。123/564で進入開始。スタートほぼ揃ってイン逃げ大勢。ここは1号艇菊地孝平選手イン逃げを決めました。そして向こう正面では2,3号艇が2番手争い。優勢は2号艇吉川元浩選手でしたが1周2M。出てしまいました3号艇桐生順平選手の全速ターン。今節は全て決まっています。2番手を取り切ってしまいます。そして3番手は5号艇峰竜太選手が吉川選手を突っつきますが吉川選手が取り切り3着。1-3-2
11R トライアルが始まりました。6号艇田村隆信選手が予想通り動いて126/345。スタート揃いましたがなんと1号艇池田浩二選手がターンマークをもらしています!百戦錬磨のインコース池田浩二があのターン。悲鳴が聞こえるような展開。そして向こう正面では4艇激戦。内から3,2,1,6号艇で3号艇太田和美選手が優勢に見えます。大注目の1周2M。ここで2号艇新田雄史選手が超好判断の切り返し炸裂。死角からの攻撃に太田和美選手はターンミス。そのミスを突いたのが1号艇池田浩二選手。1周1Mのターンを挽回させる差し返しでホームストレッチでは新田選手と池田選手の大激戦。しかしここは最高峰。新田選手が強気に艇をガツン!と池田選手にぶつけます。2周1Mでなんとか有利な体勢をつくりたいという気持ちが現れています。そして2周1Mでそれが功を奏し、有利にターンできたのは2号艇新田選手。窮屈に先マイした1号艇の懐に完全に艇を入れることに成功。決着した様に思えました。がしかし2周1Mでまたしても差し返す1号艇池田浩二選手。1周1M以外は最高のターンを出し続けてここで池田選手が1着を決めました。モーターが良いとはいえこの舞台で抜きは難しいですからね。両者とも見ている側からは最高なレースでした。しかし新田選手と太田選手は1着があっただけに悔しすぎますね。けどここでこのレースが見れるとは痺れます。1-2-3
12R 枠なり進入。少しバラけましたが1号艇瓜生選手はしっかりスタート。そして1周1Mは完璧なイン逃げ。誰も寄せ付けませんでした。そして2番手は3号艇毒島選手がすんなり取り切ります。3番手争いは2号艇松井繁選手と4号艇篠崎元志選手となりますが2周1Mであっさり篠崎選手が3着確保。他の艇は出番がありませんでした。1-3-4

本日SG第28回賞金王決定戦三日目が行われたのですが、何と言っても11Rですよね。圧倒的人気を集めた1号艇池田浩二選手の逆転劇。悲しみから歓喜に変わった人は大勢いたのではないでしょうか。そして12Rでは瓜生選手が完璧な逃げ。誰も手出しができず。明日が楽しみな所ですが抽選の結果瓜生選手は11R3号艇、池田選手はなんと12R1号艇ゲット。抽選運は池田選手に傾いているようです。賞金女王の平山選手みたいなことがあるのでしょうか。面白いっす。やっぱ賞金王はトライアルからですね。シリーズは桐生選手がやはり良い感じ。明日も楽しみましょう。


2013年12月19日

01R 枠なり進入。波乱なく1号艇服部幸男選手がイン逃げ。特に目立つ艇も無く。1-2-6
02R 5号艇篠崎仁志選手がピット離れ劣勢で6コースへ。123/465。スタート揃うも3号艇金田幸子選手の伸び足優勢。けれども1周1Mは1号艇杉山正樹選手がイン逃げ成功。2着を確保金田選手。3着はゴール前迫られるも6コースから5号艇篠崎仁志選手。1-3-5
03R 枠なり進入。スタート揃いスリット後伸びていく艇も見当たらず。しかし1周1Mで3号艇寺田祥選手がアクシデント。すると1号艇岡村仁選手が大きく外に流れ、空いた内をすんなり茅原悠紀選手が差し抜ける。岡村選手は転覆が気になったのでしょうか。気になる6号艇福島勇樹選手は活躍できず。2-1-4
04R 枠なり進入。スタート揃いスリット後伸びていく艇も見当たらず。そして1周1Mにでましたテクニカルエリー。3コースから3号艇三浦永理選手が去年の賞金女王を彷彿とさせる3コース捲り差し。綺麗に入った様に見えましたが更に内には2号艇森高一真選手が差しから伸びます。1周2Mで森高選手が振り切り決着。2着に惜しくも三浦永理選手。3着にはモーターの評判が良い5号艇前本泰和選手。2-3-5
05R 枠なり進入。スタート若干1号艇劣勢。しかし1号艇烏野賢太選手イン逃げ成功。続くのは差した2号艇石川真二選手と二番差し4号艇峰竜太選手。同体のまま1周2Mへ。すると内を回る峰選手は引き波に乗ってバウンドし3番手へ後退。外を握った石川選手が2番手抜け出しました。1-2-4
06R 枠なり進入。スタート揃って1号艇イン逃げ体勢。そのまま1号艇白井英治選手がイン逃げ成功。そして2,3番手も波乱なく決着。1-2-4
07R 枠なり進入。スタート揃って1号艇イン逃げ体勢も、2号艇田中信一郎選手がターンマークすれすれの絶品2コース差し。そして向こう正面では1号艇馬場選手よりも若干伸び足良く舳先をかけることに成功。1周2Mで田中選手が先マイから振り切り成功。2着は馬場選手。3番手は3号艇土屋選手が優勢も最終1Mで転覆。買っていた人は激怒です。土屋選手は自分の技量を超えた旋回をしようと無理しすぎました感。とにかくこのレースは田中選手が目立ちました。2-1-4
08R 枠なり進入。スタートはカドの4号艇中岡正彦選手が優勢。1周1Mへ内を絞りに行きますが1号艇までは届かず。そして1号艇茅原悠紀選手はイン逃げ成功。向こう正面では捲くられ引き波に入ったはずの2号艇桐生順平選手がぐいぐい伸びていきます。1周2Mで5号艇と4号艇を振り払い2周1Mで2番手決着。3着は5号艇長田頼宗選手。ここも桐生選手の旋回能力の高さを見せつけられました。弱みといえば1着は取れないところでしょうか。
09R 枠なり進入。スタートは1号艇劣勢も徳増選手がイン逃げ成功。その後は波乱なく堅い決着。インでは徳増選手がさすがの走り。しかしモーターは良くなさそう。1-2-3
10R 6号艇前本泰和選手が動いて1236/45。スタートで大外6コースの5号艇守田俊介選手が優勢も内までは届かずに1周1M。1号艇岡崎恭裕選手が危なげなくイン逃げ成功。向こう正面で2番手優勢は2号艇菊地孝平選手。そして1周2Mで菊地選手が外を握って2着確保。3番手には好気配の前本選手。1-2-6
11R 6号艇山口剛選手が動きます。あまり動くイメージ無いので驚き。1236/45でスタート。若干好スタートは5カドの4号艇三浦永理選手。しかし内を脅かすまではいかずイン逃げ体勢。そして1周1Mで1号艇峰竜太選手がイン逃げ成功。向こう正面では2番手争いが3,6号艇優勢。1周2Mで3号艇丸岡正典選手がきっちり捌き2番手確保。丸岡選手は道中では安定していて、ファンを裏切る走りが少ない好選手のイメージ。そして3番手に山口剛選手。1-3-6
12R 6号艇吉川元浩選手が動き126/345でスタート。すると内3艇が好スタート。外3艇は期待はずれな凡スタート。そして1周1Mではそのまま1号艇田中信一郎選手がイン逃げ成功。2番手争いは2周1Mで2号艇烏野賢太選手がケリをつけたように見えましたが、ターンの立ち上がりで痛恨の減速。6号艇吉川選手に逆転されてしまいました。好スタート内枠3艇で決着。1-2-6

本日は昨日と打って変わってイン逃げが9本。住之江らしい結果となりました。やはり好調は桐生順平選手。そして女子も頑張ってはいますが2着止まり。前本選手も好気配キープです。いよいよ明日からは賞金王トライアルが始まります。モーター抽選の結果、超抜と言われるのを引いたのが瓜生選手と池田選手の現在艇界二強の二人。すごく楽しみになりました。今回は瓜生選手に黄金のヘルメットを。あとは新田、毒島、湯川、齋藤選手あたりを応援しています。ドキドキ


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2011年秋からボートレースにハマってます。新参者です。ボートとラジオと海外ドラマによって体が構成されています。自分の目から見えるボートの世界を呟きます。
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