2015年08月29日

第61回ボートレースメモリアル 準優勝戦

準優勝戦9R

先陣を切って1号艇市橋卓士がイン逃げを決める。市橋卓士は遅れる2・3号艇をよそに、しっかりと持ち味のスタートをコンマ11で決める。襲いかかるはカド4号艇池田浩二。ブルーインパルスの名が示す通りの強さを誇る青いカッポックが鋭い捲り差しを1周1Mで放つ。更にその動きに連動したのは5号艇坪井康晴。静岡が誇るSGウィナーは展開を逃さない。2つの閃光が市橋の懐を捕らえたかに思えたが、先に回る市橋がなんとか追撃をかわし1着。2番手争いは坪井康晴が終始優位に進めると優勝戦の切符をもぎ取った。地元の二者、柳沢一と池田浩二は悔しさ残る敗退となった。



 

準優勝戦10R 

イン逃げの流れに乗ったのは1号艇篠崎元志。2コースツケマイ2号艇下條雄太郎、3カド3号艇太田和美、全艇ゼロ台の超高速スリット合戦に動じることはなく、新王者に指名されたのは伊達ではないと、危なげないイン逃げを決めた。激しくなる2着争いを制したのは終始外をぶん回した下條雄太郎。強気の選択にもしっかりと足がついてきていた。この二人が優出を決める。そんなレースではあったが、この中で一番魅せてくれたのは4号艇原田幸哉だったと思う。太田和美がカドを奪ったのは想定内ながら残念だったが、追い風水面の中4コースからトップスタートであるコンマ02を放つ戦いを見せてくれたのは、ファンの期待に応えられたのではないだろうか。然るべき時にファンの期待に応える走りを見せる。それが真のトップレーサーなのだろう。太田和美も3カドを毎度のようにビシッと決めてくることも次元が違うのだが。





準優勝戦11R 

悲願のSGVへ是が非でも決めなければならなかったイン戦を見事に決めたのは、シリーズリーダー峰竜太。こちらもコンマ03というハイスリットでイン逃げを決めた。この気持がうまく明日に繋がれば、自ずと戴冠が見えてくる。2着に普通ならば差していたかもしれない2号艇中島孝平。足の差の分前を行かれた。この二人がしっかりと優出を決めた。注目していた4号艇瓜生正義はやはり下降ラインを脱することができない。競り負けたのが中島孝平だったというのは唯一の救いではあるのだが。希望が持てない走りだったことは否めない。陽はまた昇るのか、流れには逆らうことができないのか。現時点で瓜生正義は最前線から退いた。



 


コメント一覧

1. Posted by 新F   2015年08月30日 18:00
SGの準優ということもあり、ターンマークの攻防はアツかったです。
エンジンを活かしてのイン逃げばかりでしたが、見ていると普通のイン逃げではない魅力が詰まっていました。
優勝戦は好モーター揃いなので、峰くん有利の中、初SG優勝戦1号艇のプレッシャーに勝てるか、見届けたいですね。
2. Posted by とくなが   2015年08月30日 18:25
映像で見ても分かるくらい現地は盛り上がっていましたね。峰選手断然有利なのですが、なんか若干流れているのが気になりました。力みでしょうか。あれ以上流れると危険ですね。とはいえ、本日が最終決戦。楽しみです。

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2011年秋からボートレースにハマってます。新参者です。ボートとラジオと海外ドラマによって体が構成されています。自分の目から見えるボートの世界を呟きます。
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