2016年06月

2016年06月25日

9R
1号艇毒島誠が優出を決めた。2013年SGVを機に一躍スターダムへと上り詰た毒島。魅力的なスピードターンを武器に2度目の戴冠も早いかと思われたてはいたが、意外にも苦戦は続いた。2014年はまさかのSG優出ならず。2015年こそクラシック、賞金王と優出するものの頂きは遠かった。さらには年末付近でFにも苦しめられた。今節もドリームにこそ選ばれたものの6着発進&モーター不調の影響からここまでの活躍を予想することはできなかった。そんな序盤での苦戦を物ともせずに準優1号艇を活かしきり2度目のSG制覇を狙える位置にたどり着いた。

2つ目の椅子は2号艇重成一人。悲願のSGVを狙う香川のエースは前節SGオールスターからの連続優出。チャンスは確実に近づいている。地元期待の5号艇赤岩善生は気合の空回り。モーターが良さそうな雰囲気あっただけに悔やまれる。正直、力量不足も見受けれられた。6号艇茅原悠紀は着外の事故ではあったが、こんなに不安定ではこれからの成長が危ぶまれるか。

10R
2012以来のSG優出を決めたのは1号艇魚谷智之。SGV3のかつての強豪魚谷は予選突破すら2012以来果たすことができていなかった。止まってしまった時計の針は動き出すのか。2着に地元の大エース池田浩二。今節は好調と呼ばれるモーターを相棒にドリームから着を積み重ねる。予選2号艇での5着が痛恨の極みではあるのだが、及第点の優出を決めることができた。展開作るタイプではないが、外枠からどのようなレースを見せてくれるのか。このレースでの若手勢である篠崎仁志、前田将太、桐生順平は見せ場作れず。銀河系の一等星井口佳典のぶち込みはいつおとずれるのか。

11R
1号艇瓜生正義がSGVへ大きく遠のく2着敗退。スタートからコンマ19の劣勢。正直SGクラスでは致命的なスタートとなってしまった。その遅れを取り戻せるほどの機力は瓜生正義にはなかった。マクリに沈められ命からがらの2着となった。

その瓜生正義を沈めたのは昨年の賞金王2号艇山崎智也。3カド太田和美の攻めに乗る形で勝機を物にした。賞金王を手にした翌年はリズムが沈みがちだが、ここに来て良いチャンスが訪れた。それにしても太田和美。決意の3カドで毎度展開をつくる太田和美の恐怖。忘れた頃にやってくれる。これまでも3カドにして勝利を得たことは無いにせよ、毎回レースを動かしてくれる最高のレーサーだ。とにかく、このレースは瓜生正義の敗退に尽きる。明日の優勝戦には進んだものの、今の瓜生正義に4号艇で勝てる力はあるのだろうか・・・。




瓜生正義が久しぶりにSGでシリーズリーダーを奪取した。個人的にこんなに嬉しいことはない。近況はあの瓜生正義とは思えないような成績が続いていた。G1こそは毎年優勝を重ねたものの、SGにいたっては2013年以来遠のいている。並のA1レーサーであれば上級な部類ではある。だが、あの瓜生正義だ。

天才レーサーと呼ばれ、『池瓜』と名付けられた二大巨塔時代を築き上げた瓜生正義にとってここ数年は明らかな不調である。ニュージェネレーション世代の台頭もあった。桐生順平や茅原悠紀などに道中で瓜生正義が競り負けるシーンというのも悲しいかな見かけた。

ほんとに復活はないのか、終わってしまったのかと思いながらも、私はSG・G1クラスのレースでは必ず瓜生正義のレースを見続けた。そしてようやく今節、僅かに小さな光が差し込み始めた。まだ決まったわけではないが、優勝に一番近い位置にたどり着いたのは確かである。期待せずにはいられない。

 

2016年06月08日

最近は更新が疎かになっています。それは決してボートレースから離れたからではありません。以前のように、舟券も買うしレースも見ています。しかしながら、ブログを書くほどのモチベーションが湧いてこないのです。

なぜなのか。自分なりに分析してみると、一昨年から導入された『出力低減モーター』が影響しているのかもしれない。昨年のSGなどのビッグレースを見てみると予選道中などではアツい展開が見られるものの、優勝戦では1号艇の優勝が目立っている。1号艇での敗戦はみなさんご存知の通り、あの時の峰竜太選手のみ。あのレースも結果的に2号艇の篠崎元志選手が勝ったのだが、なんとなく峰選手が脆すぎたというところもあったりして。けど近々のSGではあれが面白かったと思えるような優勝戦だったりして。舟券を峰竜太から買っていた人は思い出したくもないか。

優勝戦で1号艇が勝つというのが決して悪いわけではない。ほとんどの場合はシリーズリーダーが1号艇というポジションを得るわけなのだから、1コースが有利なボートレースでは勝って当然、それは理解しているのだが、ここまで続くと私のモチベーションは下がる一方になってしまっている。やはりそこは素人なのである。。先日、行われたSGオールスターは好印象である平本真之選手が勝ったり、疑問の残る服部幸男選手が選択したオールスローだったり書こうと思えば書くことはあるのだが・・・。

それとか、書いていて思ったのはSGの名称変更。総理大臣杯がクラシックとか。はっきり言ってこの変更になんの意味があるのだろうか。SGの名称から感じていた重みのようなものは確実に消えてしまいました。

さらに思い出したのは、主要SGにて行われる3位までのメダル授与という式典。私が思うにボートレースは優勝すること以外価値がないのだ。例えて言うならば、ボートレースの一節というのは野球やサッカーで行われるリーグ戦と一緒で、あちらは一年を通して優勝を決めるが、ボートレースは数日でそのリーグ戦のようなものを戦っているのだ。決してトーナメントではないし、マラソンのようなものでもないのだ。

小さいところで言うと、大好きな瓜生正義選手がパッとしないのもあったりして。これは仕方がないか。

いずれにせよ、今後もボートレースを見続けるのは間違いなく、何か書きたいことが溢れてきた時には更新していきたいと思っています。瓜生選手がSGを優勝するようなことがあったら絶対に書きます。結果的に今はボートレースの不満点しか書くことがないので、疎かになってしまっています。また心の底から面白いと思えるようになれば良いなぁ。


ギャラリー
  • 第63回ボートレースダービー(瓜生正義)
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2011年秋からボートレースにハマってます。新参者です。ボートとラジオと海外ドラマによって体が構成されています。自分の目から見えるボートの世界を呟きます。
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