2014年07月

2014年07月30日

西も東も将来ボート界を背負って立つ期待の若人が優勝。実力の違いを見せつけた。

先に行われた大村ウエスタンヤング競争優勝戦。断然の期待は1号艇篠崎仁志。大村ということもあるが、この選手の1号艇での強さは皆が知っていた。

本番は枠なりで進入し、スタートでは4号艇松尾昂明が好ダッシュを見せる。1周1Mまでに絞りに行くが、そこは2号艇兄の篠崎元志も抵抗気味に絡んでいく。この篠崎兄弟の壁は高く厚かった。松尾も悪い走りではなかったが1号艇篠崎仁志が冷静にインから逃げ切った。 

こうして第1回ウエスタンヤング競争は篠崎仁志が制した。

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完全無欠なイン逃げ。さすが篠崎仁志。結局インを決めれる者は強い。




そして夜に舞台を移したイースタンヤング競争優勝戦。人気はここまで展開に恵まれた感もあったが、モーターの裏付けも見られた1号艇永田秀二。ダークホースが一気に優勝を掴み取ろうとしていた。

こちらも本番は枠なり進入。スタートはセンター勢が攻勢。3号艇佐藤翼と4号艇桐生順平の埼玉コンビだ。しかしながら1周1Mまでに有利な大勢を築いていたのは1号艇永田秀二に思われた。

このままイン逃げ決まるかと思われた1周1M。その状況を打破する力が佐藤翼と桐生順平には備わっていた。まずは同支部の2号艇中田竜太の頭を叩きつつの捲り差しを放つ佐藤翼。向こう正面では完全に1号艇永田秀二を捕らえる。3号艇が突き抜けたかのように見えた刹那、展開に巧く乗った4号艇桐生順平の鋭く速い差しが1号艇と3号艇を徐々に追い詰める。

そして完全決着は1周2M。内側からキツイ旋回半径ながらも先マイを放つ4号艇桐生順平に追いつける者はいなかった。どんな体勢であれ波の無い所を旋回した桐生順平に追いつこうというのが無理なのだった。

こうして第1回イースタンヤング競争は桐生順平が制した。

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旋回スピードが違うのか。3号艇の差しは遠く及ばなかった。そして東京支部の冬は続く。。。



いずれにせよ第1回のヤング競争は両場共に実力者が制して良かったと思います。箔がつくというか、重みが増すというか。とにかく新鋭戦よりも価値あるレースになったことは間違いないです。第二回やG1ヤングダービーが楽しみになりました。




 

2014年07月29日

周年にも負けないおもしろさがあった若人たちの戦いも明日が最後。
優勝戦メンバーを見てみましょう。

ウエスタンヤング競走優勝戦
1号艇 篠崎仁志
イン戦の安定感は兄をも凌駕する。大村の1号艇で負ける姿が想像できない。
2号艇 篠崎元志
今節はスタートに苦しんでいる感じ。しかし弟の前で恥ずかしいレースはできない。
3号艇 渡邉和将
絶好調の岡山勢からまた若き才能を輩出。今年は岡山の年か。
4号艇 松尾昂明
勝率は5点台と近況奮わず。しかし新鋭チャンプは伊達じゃない。展示は良くないが、実践足が良いのかも。
5号艇 山田康二
師匠の峰竜太はまさかの準優敗退。師匠よりも安定感あり。舟券には絡みそう。
6号艇 塩田北斗
準優では岡崎恭裕・峰竜太らを捌き、見事に優出。ここで炸裂させたい、北斗神拳。

イースタンヤング競走優勝戦
1号艇 永田秀二
ダークホースが1号艇ゲット。ここで名を挙げ全国区へ。
2号艇 中田竜太
若手ひしめく埼玉勢の中でもトップで予選通過。やはり若手上位の実力を持つ。更に上の舞台を目指すためにも、ここは良い走りを期待。
3号艇 佐藤翼
ムラがある印象だが、準優では4コースからマクリ差しを決めた。まだインよりはセンター戦が得意なはず。
4号艇 桐生順平
最強の全速ターンが今節も唸りを上げた。内側ではミスが目立つが、カド戦では脅威でしかない。1周1Mで自分のターンをしたら追いつける者は皆無。
5号艇 河合佑樹
静岡勢唯一の優出。こちらも勢いがある静岡の力を借りて5コースから展開狙う。スピードはもちろん備わる。
6号艇 前沢丈史
東京支部二人目の優出者。一時期スタートに苦しんでいた印象だが、最近は速いスタートが戻ってきた。大穴狙う。


今は1号艇中心派の私でも結構今節は舟券をとることができました。
しかしマイナス。。。明日返金希望!優勝戦も楽しみです。


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今日は唯一とれた大村10R。この後の2周1Mで画像外につける3号艇塩田選手が、格上の4号艇岡崎選手をよく捌いてくれました。感謝。
 


2014年07月25日

今、絶賛開催中のイースタンヤングとウェスタンヤング。とても面白いですね。新鋭戦ほど不安定感が無いので買いやすいですし、スピード感があるので見ていても楽しいレース満載です。
 
将来超有望な選手だらけで良い企画です。明日からもこの2開催は楽しくなりそうですよ。そして蒲郡のドリームでの桐生選手は凄かったですね。この選手がSGでは苦戦するのですから、SG競争のレベルの高さは恐ろしいですね。誰が第1回を制すのか気になります。

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2号艇桐生順平は4号艇中田竜太の外をこんなに大きく回っているのに、画面が切り替わり向こう正面にいくと桐生選手が悠々リードしていました。強烈。


2014年07月22日

岡山の拡弾頭が大村G1、宮島G2に続いて丸亀SGを着弾粉砕大成功。実力はもちろん、そこに実績が加わり、岡山のエースという称号は確実にこの人に。
 
進入は争うことなく123/456。ここにいる6人は自分に与えられたコースからどうすれば勝てるかということだけに集中した。そしてカクテル光線きらめく丸亀の水面に、6艇の航跡がスリットへ向かう。注目のスタートでは不安視されていたF持ちの一人4号艇池田浩二が全開ならず。これ以上は無理できないという池田浩二の判断は0.17となった。

こうなると当然のように5号艇田中信一郎が伸びを活かし内を叩きに来る。更にはこの展開を待っていた6号艇瓜生正義も虎視眈々と内側の動向を見据える。この外枠二艇が内へ襲いかかる。
 
しかしその二艇が攻め落とすには困難と思われる、壁を内枠三艇で形成。1号艇吉田拡郎は一艇身STの0.15を決め、カド受け3号艇徳増秀樹は更に早い0.11。
そしてもう一人のF持ち2号艇濱野谷憲吾は、大時計の恐怖心に打ち勝つ0.13を決めた。こうして内枠勢は少々のことでは崩せない鉄壁状態となり1周1Mへ向かう。
 
そして1周1M。全観客が見つめるターンマークを誰よりも先に捉え、完璧なターンを放ったのが1号艇吉田拡郎だ。正に影をも踏まさぬ速攻劇。きっちりと最初の1Mで勝負をつけて抜け出した。
 
二着にはコースの利をしっかりと活かし、向こう正面有利なポジションに着けた2号艇濱野谷憲吾。1周2Mで迫る6号艇瓜生正義と5号艇田中信一郎をきっちり捌ききった。東都のエースはやはりこの人だ。

激しくなりそうな三着争いをすんなりと決着つけたのは6号艇瓜生正義。1周1M、1周2M、2周1Mではその時点でできるベストなターンを放ったように見えた。それが意図も簡単に見えてしまうところが凄い。
 
四着には瓜生正義に振り切られた5号艇田中信一郎。五着には1周1Mを回りきった際、少し他艇と接触し減速を余儀なくされた3号艇徳増秀樹。六着に今回は色々なハンデを背負ってしまい出番なしとなってしまった4号艇池田浩二となった。
 
こうして岡山王国一番手として完全に開花した吉田拡郎が、SG第19回オーシャンカップを文句のつけようが無い内容で制した。今回の優勝戦は納得感しか残らない素晴らしい最高峰な戦いだった。



2014年07月21日


SG第19回オーシャンカップ優勝戦
1号艇 吉田拡郎
やはり今年の勢いはSGまで到達。ここで制覇しなければ無冠病をこじらす恐れあり。今後も飛躍するためには決めるしか無い。
2号艇 濱野谷憲吾
東都のエース登場。2コースはムムムッ、一番厳しい所かも。。。しかしそんな不安を払いのけることを希望。スーパースターの復活期待。
3号艇 徳増秀樹
遅咲きだが完全に開花中。あと少しで満開。乗りに乗る静岡支部の勢いを借りるしか無い。乗り移れ菊地孝平のスタート感と服部幸男のダンディズム。
4号艇 池田浩二
F持ちハンデでちょうど良い。前年度賞金王がようやく始動。二年連続賞金王を目指すにはここで決めたい。けどやっぱFは不安。
5号艇 田中信一郎
賞金王V3男の底力を魅せつける。好モーターを活かしきれなかった予選前半。けれども最後に決めれば関係なし。伸ばすべし。
6号艇 瓜生正義
SG二節連続の優出。年末の大舞台を決めるためにもここは、上位着。。。いや優勝。展開さえあれば絶対に見逃さない。最強を証明するだけ。
 

 いやぁ、残念ながらアクシデント続きの準優でしたね。今節一番応援していたのは濱野谷選手でしたが、吉田拡郎選手が勝った時点で、誰が1号艇でも良いなと思ってました。

そして最後に杉山正樹選手がイン逃げ決めて、心の底から杉山正樹よく決めた、と嬉しかったんですけど。。。あの結末ですからね。鳥肌立つぐらい悲しかったです。インタビューも良い人そうだったから尚更でした。

しかしよくわからないけどルールはルールなので気持ちを明日の優勝戦へ切り替えます。優勝戦は誰が勝っても嬉しいです。いやそうでもない人が一人いるか。。。どうでもいいとして、やはり断然有利は吉田拡郎選手。決めちゃいましょうSG優勝。その資格は十分。

明日で終了のSG第19回オーシャンカップ。最後も思わず声が出てしまうような戦いを期待します。

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2011年秋からボートレースにハマってます。新参者です。ボートとラジオと海外ドラマによって体が構成されています。自分の目から見えるボートの世界を呟きます。
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