2013年09月29日

松井繁選手について

2011年からボートレースを始めた私にとって、松井繁選手の全盛期を知りません。その為か生涯獲得賞金が歴代1位と言われても、あまり松井選手の強さが分かりませんでした。 

あれは確か2012年の尼崎のG1を松井選手が優勝した時。やはり松井選手はG1ランクの競走はすんなり優勝するんだな、と感銘を受ました。しかし、その時の私はSGレースの凄さを知らなかったのです。

なぜなら、SGは2011年の 賞金王決定戦競走しか見たことがありませんでした。今ほどレースはチェックしておらず、優勝戦しか見なかった記憶があります。トライアル戦が優勝戦への予選、という趣旨がまったく分からないほどの初心者でした。
 
多少知識がついてきてG1よりSGの方が選手層が厚いという事を理解してからは、松井選手がSGを勝つ所が見てみたい、という思いに駆られるようになりました。 しかしイン戦が強い松井選手にとって、チャンスらしいチャンスは巡ってきませんでした。

 しかし遂に松井選手のSG優勝を目の当たりにすることができるチャンスがやってきました。それは2012年の賞金王決定戦競走。その頃には私も成長し、ほとんどの予選レースを見て楽しむまでになっていました。そしてトライアル戦から絶好調の松井選手が優勝戦1号艇をもぎ取りました。

住之江の1号艇、松井選手にとっては負けられない戦い。 私が一度でいいから見てみたかった瞬間が訪れようとしていました。そして、暮れの大一番がスタート。インには絶好の揃ったスリットから、1号艇松井選手は可も無く不可も無く見える、言わばインコースからは最高のターンを繰り出しました。
 
勝ったかと思われたその時、4号艇の山崎智也選手の舟が鋭く捲り差し、舳先が入ってしまいます。直線の伸び比べ。山崎選手の舟が内からグイグイ伸び、1周2Mで決着。ボートファンが求めていた超劇的な結果と舟券的には松井選手が崩れるという複雑な思いが交錯したレースに。

確かに、その時は私も山崎選手の勝利に鳥肌が立ちました。しかし見てみたかった、松井選手がSGを勝つ所が。 その瞬間はお預けになってしまったのです。

私が始めたここ最近の1~2年は、瓜生正義や池田浩二といった進化したターンをもつ選手が出現する世代交代期。世代交代の波に押されぎみの松井選手に、こんな絶好の機会が訪れるのはもうしばらくないのではないか、と私は思いました。

その2

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2011年秋からボートレースにハマってます。新参者です。ボートとラジオと海外ドラマによって体が構成されています。自分の目から見えるボートの世界を呟きます。
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