2014年08月22日

初めての本場はボートレース戸田

初めて私が行ったレース場は戸田。ネット投票を始めてから半年ぐらい経っていたと思います。それまでは競馬も好きだったので府中競馬場や中山競馬場といったレース場には行ったことがありました。そして今回は初めてのボートレース場。どういった雰囲気なのか楽しみでした。

まずは駅からレース場まで直通の無料バスに乗ります。やはり中央競馬に比べると人口も少ないですからね。バスもゆったり乗ることができます。そして世間的に言われているように年齢層は中央競馬に比べるとやや高め。周りには同年代(20代~30代)と見られる人はあまり見かけることがありません。これには衰退への悲しさを感じてしまいますが、若い人たちはやはりネットで投票しているのかな。見慣れない外の景色を見つつ、そんなことを考えているとボートレース戸田へ到着しました。

バスから降りて階段を昇り戸田本場へと続く橋を進みます。すると右手にコース水面が出現。戸田名物のコース水面を1M側から見下ろせる景観です。レースはここから見るのが一番楽しいのではないかとすら思える景色でした。実際にその時練習をしていてパソコンでは見れない角度からの旋回に新鮮さを感じました。しかしここにいつまでも居るわけにはいきませんので、この光景に見向きもしない熟練者の後に続いて入場へ向かいます。

中央競馬では入場の際には券を購入し、係の人に渡して入場します。しかしボートレースは違います。駅の改札のような機械に直接100円を投入して入場します。このシステムにも新鮮味を感じます。
そして入場して戸田の本館に向かいます。入るとすぐに1Mを真横から見下ろせる絶好な席があります。ここが一番良いのではないかと思うような席でした。しかし行ってみたいのはボートの出来る限り近く。パパっと舟券を購入して水面際へ向かいます。

戸田は水面と本館が扉で仕切られていて、本館の空調は完璧です。 そんな本館を飛び出し、いざ水面際へ。生で間近で見る水面。パソコンで見ていたのと一番の違いは水の濁り。まぁ東京で澄んだ水面なんてないんですけど、それにしても汚れてますよね。転覆するとこの水が口に入ることもあるのかぁ、と思うと気持ち悪くなったり。そんなことを考えているとレースが始まります。いよいよ生で見るレースが始まります。

モーター音が鳴り響き進入開始。想像より音が高いように感じます。なによりピット離れからスタートまでがパソコンで見ているより早く感じます。生で見ているとあっという間にスタートです。そして全艇が全速でスリットへ向けて走ってきます。
ここで聞きなれない音が。そう、ボートが水を叩くような音が聞こえるのです。 これには感動しました。ネット中継では一切聞こえてきませんからね。モーター音とこの音が生の迫力を生みます。それに意外と直線ではボートが跳ねています。もっと安定しているかと思いましたが、実はこんなに跳ねていたんですね。

そんなこんなで初めての生レースが終了。もちろん舟券はハズレ。気を取り直して頑張りましょう。まずはその前に本館を軽く散策です。戸田は本館の中が広いです。劇場型のイベントホールが入ってますからね。その日は歌手の方が来ていて歌ってましたよ。SGやG1などの開会式をここで見てみたいです。そして食堂も充実。腹ごしらえはいつでもできそうです。全て周りきることはできませんでしたが、かなり清潔感を感じる施設となっていました。

レースに戻りましょう。舞い上がる気分を抑えて勝負に集中です。集中して当たるなら今頃大金持ちと言わんばかりに外れます。2Rハズレ、3Rハズレと戸田の難しさを感じてきました。しかし4R辺りで50倍的。初の生当たり舟券ゲットです。満足度は急上昇。あとは少し遊んでプラスを維持し、食事をして帰ることしにしました。

帰りのバスも混雑はなく快適に帰ることができました。こうして私の初めての本場観戦は終了、と同時に芽生えた夢。それは全国24場のボートレース場を巡ること。ゆっくりとでいいので一生をかけて叶えたいですね。理想は旅費は全て舟券で捻出ですが、今のところ光も見えません。さぁ次はどこへ行けるかな。

コメント一覧

1. Posted by 新F   2014年08月24日 06:28
いつも楽しみに読ませていただいております。今回は本場話ということでリクエストにお応えいただきありがとうございます。

私は蒲郡やとこなめより中京競馬場に近いところに居を構えておりますが、競馬場に行ったことがないのです。入場から方式が違うとは驚きでした。競馬をやる人に競走馬が走る音は地鳴りのようで最初はテレビとの違いに驚いたと聞いたことがあります。ボートレース場ではそれ以上の感動があったのでしょうか。私もボートが水面を叩く音には驚いた記憶があります。

私もこっそり同年代と書かれたカテゴリに入るんですが、確かにパン戦では同年代は早々居ないですね。ただ、SGやG1はその限りではないですね。昨年、とこなめのグラチャンでステージMCのオギリン(荻野滋夫氏)が、「とこなめの一昔前は年齢層高めの人しか居なかったのが、今日は若い人も多く感慨深いです。」という旨の発言をされていました。

初訪問のボートレース場は思い出にも残るでしょうね。有名な戸田で、そちらを迎えられたわけですからね。私は無知から賞金王決定戦を住之江に見に行ったのが初訪問だったわけですが、今思うといきなり最高峰の場とレースに行ってしまったんだな、と。笑 それから賞金王は毎年足を運んでいますね。

戸田はホームスタンドがそれほどにもいい施設なのは知らなかったです。最近は戸田に訪問されているかわかりませんが、戸田の特徴でもある、水面の幅の狭さは感じましたか? このブログの特徴、腹ごしらえのワードも入っていたので、読む側としては満足していますよ。むちゃくちゃうまい!とは言えなくても、本場らしい味を感じられる食事は多いですね。

本場24場訪問の夢、応援いたします。私も訪問数を越されないよう、細々ボートファンを続けていこうと思います。
2. Posted by とくなが   2014年08月25日 00:00
コメントありがとうございます。ご意見をいただけてひたすら感謝です。

私は競馬が公営競技の入り口でしたので、競馬場はよく行ってました。確かに馬の足音は凄いですね。その感覚は慣れすぎていて忘れていました。
どちらにも私はスポーツ要素を感じて好きなのですが、やらない人にはギャンブル面しか伝わらないのが残念です。もちろん賭けるから面白さが増すというのは否めませんが。
とにかく競馬で慣れていたのでボートへの抵抗がまったくありませんでしたが、それでも最初はボートに興味があってもなかなかやれなかったです。周りにもやっている人はいなかったので敷居は高く感じました。
新Fさんはボートから始めたのですかね。だとしたら結構珍しいパターンですよね。

私にとって新Fさんのホーム中部地区は憧れの地です。特に愛知支部には私が最初に知った選手ばかりいます。赤岩善生、池田浩二、原田幸哉などなど。なぜか始めた時はそれらの選手から脳にインプットされていきました。
それもありますし蒲郡の実況を初めて聞いた時の衝撃は忘れません。あの実況でなぜか競艇最高!と思ったのを覚えています。絶対に生で聴きに行かなければなりません。

そしてやはり住之江で見る賞金王は絶対に欠かせません。最初が最高峰スタートの新Fさんは贅沢でしたね。私も来年にはなんとか・・・。新Fさんの行動力を見習います。

戸田は幅が狭いので有名ですよね。確かに中継で見ると激狭なのですが、本場にいくと私の視界が狭まっていて何も感じませんでした。笑
去年も行ったんですが対岸に表示されるオッズばかり見てました。

そうなんですよね、本場飯って味を雰囲気で補っているんですよね。めちゃめちゃ旨いものはないですが旨く感じさせます。

いつか憧れの選手のサインを貰いに入待ちに行った話も書きたいと思っています。

そして今週から楽しい楽しいSGが始まりますね。同世代ファンとして一週間楽しみましょう!

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2011年秋からボートレースにハマってます。新参者です。ボートとラジオと海外ドラマによって体が構成されています。自分の目から見えるボートの世界を呟きます。
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